ある日のメール。
「青木さんから見た伊福部さんテーマで宜しくです!」 ちょっぴり予想はしてたけど、ついにこの依頼が来てしまった! 程良く焦ってます。青木瑠璃子です!
なぜ焦るかと言いますと、伊福部さんが作家さんだからです。文章を書くプロです。こわいですね〜(笑) 気を取り直して。 私が「伊福部さん」と聞いて思い浮かべるのは、笑い声です。そして真面目な顔。 改めて考えると不思議な話ですね。笑ってるのに真面目な表情が思い浮かんじゃうんです。
理由を考えてみたんですが、たぶんそれは伊福部さんの「笑い」を私なりに解釈したものなんだと思います。 でもそれに関してはあんまり色々書きません書けません! なぜなら伊福部さんの「笑い」は(伊福部さんが笑わせる、また伊福部さんご自身が笑う、という点でも)私が思っているよりずーっと奥が深くて味があるものであって、私なんかが軽々しく語っていいものではないものだと思うからです。
つまり、伊福部さんは私にとって「すごい人」なんですね(どーん)でもこれだけしか書いてないと、万が一この記事が伊福部さんの目に留まった場合に、私が適当な嘘を書いてる説が浮上したり、ナニがどうスゴイのか下ネタ的に茶化されたり等、私が困っちゃう可能性がありますし、私自身今書いてることに因果関係というか信憑性というか色々ないんじゃないかと思いますので、もうちょっと整理して書かせていただきます。
私の辞書の「すごい」には、「他にこんなの見たことない!」という意味があります。 つまり、私のまわりに伊福部さんのような大人がいないのです。 なんというか、中学生のもってるやんちゃさとか高校生のもってる無邪気さとか大学生のもってる自由さとかそういうのに「大人」ってスパイスと知識とが加わって化学反応を起こしたら 「日本青年館を借り切っちゃった☆」 みたいな。(褒めてるんですよ!)
以上のように伊福部さんは私にとっての「未確認生命体」であったため、どう接していいのかわからなくなってしまう時もありましたし、今でもたまーにあります。 そんな時でも、私を引っ張り上げて笑いの渦に巻き込んでくれるんです。…なんだかごちゃごちゃしちゃいましたが、やさしくって面白いのが伊福部さん。
あと、最近ジムに通われてるようでちょっとムキッとしてきてらっしゃるのがキャラデザに合ってない! それが、私にとっての伊福部さんです!
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